平成28年度茨城県ハーモニー功労賞(個人の部)の受賞について

医療法人社団 いとう眼科 伊藤睦子  
 茨城県では、県民や事業者等の皆様方に、男女共同参画についての理解と関心を深めていただくため、毎年11月を「男女共同参画推進月間」と定めており、これに合わせて、男女共同参画の推進に功績のあった個人・団体の方々に「ハーモニー功労賞」を贈呈しております。平成28年度のハーモニー功労賞は、「個人の部」3人、「団体の部」2団体の計5名が選ばれ、平成28年11月15日(火曜日)に開催された「平成28年度ハーモニートップセミナー」の席上で、山口副知事から表彰状が授与されました。
 私が、取手市医師会並びに茨城県医師会初の女性理事であること。待機児童問題への関心が高く、自身のクリニック内に保育園を開設し、地域の働く世代の子育てに貢献している。茨城県医師会女性医師就業支援相談窓口のアドバイザーとして助言も行っていることが推薦要件を満たしているということで一般社団法人 茨城県医師会 諸岡信裕会長からの推薦を頂き今回の受賞になりました。
 私は、平成18年4月から取手市医師会女性理事、並びに、平成24年4月から茨城県医師会初の女性理事として、女性目線での意見が必要ということで、医師会の委員会をはじめ行政の委員会にも参加しております。男女共同参画の委員会での活動の中で、保育関連施設に入れない待機児童問題に関心が高くなり自ら取組みを始めました。出産や育児を機に職場を離れることは女性にとって大きな不安であり、特に女性医師の臨床現場への復帰は非常に難しいです。 平成22年10月、クリニックを駅から立地の良い場所に移転した際、3階を保育スペースに最初から設計し待機児童の多い0歳1歳2歳の保育所運営を計画しました。平成25年6月に「ひとみ保育園」を開設、当初は一時保育や職員の子どもの預かりをしていたが、平成26年9月から守谷市認証保育園、平成28年4月から認可保育園となりました。クリニック内に保育園があることで預ける側の安心も大きく、地域の働く世代の子育てにも貢献しています。ご存知のとおり、本県の医師不足は深刻であり、人口10万人に占める医師数は全国で下から2番目であるなかで、クリニックの女性医師への育児支援・環境づくりを行い、医師を含む従業員の短時間正規雇用等、幅広い働き方を採用しています。また、平成21年度より茨城県の委託事業で「茨城県医師会女性医師就業支援相談窓口」を茨城県医師会内に設置し、3名のアドバイザーの一人として助言を行っています。
 これからも、私の出来ることで、社会の役に立てればと考えております。
平成29年11月